雅楽奏者の東儀秀樹さんは、わが国の伝統楽器を用いて他のジャンルのミュージシャンとのコラボレーションをしたりして独自の世界を築いているが、その東儀さんが主に演奏する篳篥(ひちりき=写真1)は、複簫(ダブルリード)の楽器の仲間に入る。つまりオーケストラの楽器でいえばオーボエやファゴットの仲間である。
オーボエのリードの幅はせいぜい6〜7ミリ程度だが、さらに幅の広いものはさほど多くはない。日本の篳篥や韓国のピリ、ウイグルではさらに本体の笛とリードが一体になったバラメイという元祖的な楽器がある。さらに西に行くとトルコのメイという楽器。そしてこれらの国をつなぐシルクロードのルートの一つの線上にあるのがアルメニアのドゥドック(duduk=写真2)である。
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