VOL.077



 今年は短い丈のカプリパンツが大人気。チュニック丈のブラウスやTシャツにカプリパンツを合わせて、日焼けした生足にミュール、今年の夏のオシャレなコーディネートはこんな感じで決めたい!
 このスタイルはバランスさえ気をつければ、ミドルエイジの私たちにも似合う。しかし、ポイントは足元。カプリパンツから伸びる足のケアを、もう一度考えてみよう。
 足の皮膚にも、年齢が出てくるもので、ミドルエイジの私たちは若者の生足のようにハリ感がない。特に踵や膝の周りは、年齢が出るので、十分手入れしたい。
 モデル時代、ウォーキングで足を酷使した影響もあり、私の足は大きいだけではなく、外反母趾で、扁平、マメ多数、ハンマートゥと5重苦で、素足になるのには、とても勇気がいる。この季節になると、エステに駆け込み、しっかり角質やマメを取ってもらう。自分では行き届かないところを手入れしてもらう。肌角質が取れた肌は潤いが出る。
 ミラノから帰ってくる飛行機の中で、斜め前のミュールを履いている人の脚の美しさにハッとしたことがある。膝から下だけが見えていた。キレイに手入れされた爪に、しっかりと赤いマニュキュアが塗られていて、私はその形良い大きな爪と鮮やかなマニュキュアの色に圧倒されていた。足さきから、膝にかけては、日焼けしている。彼女の靴のサイズはかなり大きかったけれど、それ以上に爪の存在がしっかりしていて、足の大きさが全然気にならなかった。その足の持ち主は、かなり大柄な欧米の女性だった。
 いかに足先を美しく見せるかということを、コンプレックスゆえ、いつも考えていた私は、足のキレイな人を見ると観察する癖がある。その結果、足を美しく見せる3つのポイントを見つけた。
 その一つが足の爪の手入れにある。甘皮などをとり、足の爪の大きさを際立たせ、存在感のある色のペテキュアをすることで、爪の存在感をだし、視線を爪に集め、気になるほかのところに視線を逃さない。付け爪は便利だけれど、装飾過剰なものは下品にみえる。
 あとは、階段の上り下りでアキレス腱を鍛え、アキレス腱がスッと見えるようになると、足は確実に細く見える。また、寝る前に足をマッサージして、一日の足のむくみを次の日に残さないようにすれば、足は太くならない。1日の疲れをそのままにして、次の日にまでむくみを残すと、足に老廃物がたまったままになり、血流も悪くなり、少しずつ太くなっていく。毎日5分のマッサージであなたの足はすっきり見ちがえる。
 この3つのポイントを日々心がけるだけで、カプリパンツの似合うあなたが出来上がる。自分自身のお手入れをして、生足を恐れずに、今年のトレンドを楽しもう!




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宇佐美恵子(うさみけいこ)
トップモデルとして活躍していた経験を生かし、テレビ、ラジオ、雑誌、そしてファッションショーの司会などで活躍。NHK文化センターをはじめとする各種カルチャースクールの講師。近年は、自己の経験をもとに、ファッションから健康管理まで心身ともに「いつまでも、若く、美しく、いきいきとした暮らし」をテーマに全国各地で講演を行っている。著書『“いい女”になる33のヒント』(三笠書房)は、現在11刷りと大好評。